Glossary / 知っておくべき概念
1軒の火から街ごと消滅する、その境界線。
下のボタンで時間軸を切り替えてください。出火 → 延焼 → クラスター全体への波及が見えます。
Why it matters
火災対策を語るとき、多くの人は「我が家が燃えるか、燃えないか」という個別建物の視点で考えがちです。しかし震災時の火災は、その視点では捉えきれません。
あなたの家が完全に耐火性能を備えていても、隣の家・隣の隣の家が燃え、道路で遮断されるまで延焼が続けば、最終的には熱・煙・火の粉で周囲の建物全てが被害を受けます。
火災は個別建物の問題ではなく、ブロック単位の運命共同体の問題なのです。
差の正体は「建物密度」よりもクラスターサイズの差。約 67 倍 の被害差。
3 Factors + 1 Modifier
道幅・耐火性能・密度。この3つでクラスターの形が決まり、風速はそこに「飛び火」というショートカットを生みます。
シミュレータの「表示レイヤー」で 「延焼クラスタ」 を選ぶと、周辺エリアがクラスターごとに色分けされます。自分の家が属するクラスターの大きさを確認してみてください。
シミュレータで調べるクラスターサイズを変えるのは難しいが、クラスター内で出火件数を減らすことは個人でできます。
クラスターサイズそのものを縮小する施策は、長期的・行政的に進みます。